久しぶりのブログ更新です!
先週、やっと大学院の卒業試験が終わりました…!
80分の試験、ということで、1年前からコツコツ準備をしていましたが、なんとか終えることができて、とてもホッとしています。
1曲目はモーツァルトのソナタ。私はベートーヴェンのソナタを弾く機会の方が多く、モーツァルトのソナタは家で弾くことはあっても、舞台で弾くことはあまりなかったので、今回は全体のプログラム構成も考え、第10番を演奏しました。シンプルなだけに難しかったです。。!
2曲目はショパンのノクターン。私はショパンには苦手意識があり、大学に入学してもあまり弾いていなかったのですが、先生にショパンの曲はなるべく全部勉強するべき!と言われ、3回生の時に先生からの勧めでノクターンに初挑戦しました。そこからノクターンがとても好きになり、今回は美しい旋律が魅力的な第16番を演奏しました。
3曲目はショパンの舟歌。この曲はピアニストなら一度は弾きたいと思うであろう、名曲。
ただこの曲は優雅な曲想とは裏腹に、本当に演奏するのが難しすぎる・・・!秋頃から長く取り掛かっていた曲なのに、なかなか弾けるようにならず苦労しましたが、この曲はきっとこれからも色んなところで弾くであろう曲なので、学生のうちに勉強することができて良かったです。
4曲目はプロコフィエフの小品。思い出、衝動、絶望、悪魔的暗示、、と4つの曲で構成されているのですが、どれもパンチの強い曲たち。どの曲もタイトルがありイメージも沸きやすかったのですが、グロテスクな響きが多いので、なかなか家で思い切りフォルテッシモで弾くことができず…学校やスタジオで思いっきり鳴らす練習をしました。(笑)
5曲目はカプースチン。この曲は一番いろんな舞台で弾いてきた曲で、私の大好きな曲・・!!!
ノリに乗って楽しく演奏することができました♪カプースチンのエチュード全制覇したいと思っています!^^
6曲目は武満の雨の樹素描Ⅱ。カプースチンからの武満の静寂(個人的にはナイスプログラム構成。)音の余韻がとても美しい曲でした。ただ現代曲なだけに暗譜するのに苦労しました。。。。。
7曲目はリストのソナタ。ここにきて30分の大曲。。。。。。とにかく自分がんばれ!!!!!!!
って感じでした。(笑)
でもリストのソナタは私にとって一つの目標だったので(なかなか弾かせてもらえなかった)、今回勉強することができて、本当に幸せでした。
技術的にも内容的にも本当に難解で、きっと一生かけて勉強していく曲なんだろうなと思います。
80分と思うと長い時間弾いてたな~と思いますが、実際はとてもあっという間に感じました。
12~2月は伴奏やコンチェルトなど膨大な曲を抱えていましたが、おかげさまで集中力がとてもついた気がします。(あと睡眠を毎日しっかりとった(笑))
また京芸の講堂では、入試や試験、演奏会などで、本当にたくさん演奏しましたが、私は京芸の講堂の響き、ピアノが大好きなので、、もう卒業してしまうと思うと本当に寂しいですが、最後にたっぷり演奏することができて良かったです。
学生さようなら!これからも頑張ります。
ありがとうございました!!!!!!!!!!!!
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